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XLR5000-1.0mペア

  弊社のRCAケーブル(最初期品)を10年近くもご利用いただいているユーザー様から、XLR5000-1.0mバランスケーブルの注文を頂きました。 基本構造は2020年発売のXLR5000と変わりませんが、コットンスリーブによる静電対策と制振対策を追加しています。 左右二重螺旋式のノイズキャンセル構造も変わりません。 7月17日出荷しました。
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販売後10年目のRCAケーブル

 7月7日に、お世話になている販売店様からRCAケーブルの修理依頼がありました。 現品を見てみないと見積もりできないため、東京に出張予定の12日に相模原の店舗に伺い見せていただくようお願いしました。(修理完了品は7月17日に出荷済み) RCAケーブル1.0m/12芯マルチツイスト(修理完了品) 不良交換したコレットチャックのRCAプラグ このケーブルは、スピーカーケーブルの次に開発した 最初期の製品です。 完成までに、何度も販売店さんの試聴室をお借りしてリッツ構造の、 単線の本数や線径をチューニングして完成した製品です。 当時、35,000円で販売していたにも関わらず、試聴会当日で3本の 受注を頂き、その後も売れ続けたというヒット商品でした。 10年近くも使い続けていただき、感謝しております。 久しぶりに聴くRCAケーブルの音はノンストレスで解放的であり、 今でも素晴らしいと感じました。 今回は、10年間に蓄積したノウハウで改善可能な技術の一つである、 PETチューブの三重化により振動対策を施しました。 より、満足していただけると思います。 既に、 daytonaudioの コレットチャック式RCAプラグは入手困難なため 全く同じ商品はできませんが、アンシールド単線リッツ構造の マルチツイストケーブルの優位性を再認識したので 復刻版を開発してみようと思います。

BIJ4500Ag 純銀(99.99%)製バイワイヤ―スピーカージャンパー

 BIJ4500Ag (純銀99.99%)製バイワイヤ―スピーカージャンパーをスピーカーケーブルと一緒にご注文いただきました。このジャンパーケーブルは他社のジャンパーとは異なり逆回転二重らせん式の独自構造により、ノイズキャンセル機能を持ちます。また、ジャンパーケーブルとしてだけでなく、既存のスピーカーケーブルの先端に接続してからスピーカーに接続することで、ノイズキャンセル機能と音質改善効果を持たせることができます。

LSC8000Ag-2.5m(純銀99.99)4Nスピーカーケーブル

LSC8000Ag-2.5m(端子はWIRE WORLD支給品)  純銀製スピーカーケーブルの注文を頂きました。 純銀スピーカーケーブルは、端子に拘る方も多く、今回も端子はお客様からの支給品での製作となりました。

オーディオフェスタ イン ナゴヤ

  出展準備中の工房(2014年2月) 10年前の記事ですが掲載します。 オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ2014の結果は、金メダル級の大成功でした。同じブース内を 6 社でシェアして時間割で 1 日 2 回プレゼンしたのですが、圧倒的なパフォーマンスと次元の違いで、私たちのプレゼン時間中は、呼び込みなどしなくても、音を出しているだけで人がつぎつぎに来場し、 16 ある試聴席のほかに立ち見までいっぱいになり、目を閉じて聴き入っている聴衆が多かったです。プレゼン終了後には、こんな音は、今までに聴いたことが無い音だ・・・とか、中には、質問される方もいて 30 分以上に及ぶ説明が何度もありました。 試聴時間割を確認して 2 度も試聴に来られる方もいましたし、 2 階のフロアでは一番よい音が鳴っているだけでなく、「音楽そのものが鳴っているのは凄いことだ。」こんな音は初めて聴いたと褒めていただきました。   隣で展示していたブースのスタッフも噂を聞きつけたらしく、会場の最終日終了後には、私の持ち込んだ機材を確認したり、スピーカーの内部まで覗き込んでフィールドスピーカー(励磁=電磁石)であることを確認していました。今回のオーディオフェスタで励磁スピーカーを持ち込んでいたオーディオメーカーは私を除き 1 社もありません。今回の聴衆の反応から励磁スピーカーの潜在マーケットは確実に存在すると確信しました。   初日の準備を、同室にいた他の業者がそれぞれセットアップしていたのですが私が音を出した瞬間に、「今、音が変わりましたよね!いったい何をつかっているのですか?」と質問されました。一番の違いは 60 年以上前に製造された励磁スピーカー(電磁石を使用した、戦前のドイツのラジオ用スピーカー?)と私のスピーカーケーブルの組み合わせで、現在の各社で鳴らしているシステムとは、方式が違うので、なぜ、生々しい音が出るのか理解できないようでした。見た目は鉄板プレスの錆びた貧相な粗大ごみ置き場から拾ってきたようなスピーカーだからです。それが 100 万円を超えるスピーカーを凌駕しているのですから、驚くのも無理はありません。 当日の夜には、「作りかけのスピーカーをなんで展示しているのか?」という書き込みが「2ちゃんねる」にされていました。様々な人たちが、私の持ち込んだ機材を確認して写真を撮っていましたが

フィデリティゲートのケーブルについて(Q&A)

弊社ケーブルの技術的な特徴について解説します。 Q1:一般に市販されている他社のケーブルとどこが違うのですか?  A1:デジタル用のケーブル(同軸ケーブル)を除きマルチツイストペア(逆回転二重螺旋式ノイズキャンセルの リッツ構造 )の大変手間の掛かる方法で製作されています。☚外観からは分かりません。※ リッツ構造 とは:1本1本が独立した単線を絶縁被覆で覆ってから端末で束ね、電気的に接続した構造です。リッツ線は主として高周波での伝送特性を改善することを目的に使用されますが、弊社ではオーディオ領域でもリッツ構造を使用することで大幅な音質改善に繋がることを確認し2012年の創業(2013年に起業)当時から採用しています。 リッツ構造による最初の製品は、 SPC2.5MBBというOFC7Nによる0.9mm単線にテフロン絶縁のスピーカーケーブルでした。 詳細は→  http://www.fidelitygate.com/index.htm 弊社ではケーブルの種類によりリッツ線の本数を変更しています。スピーカーケーブルの場合は、8芯、16芯、32芯、64芯を受注生産により対応しています。 Q2:デジタル用のケーブル(同軸ケーブル)には、特徴がありますか? A2:同軸ケーブルの構造は、特性インピーダンスを維持するため大きな変更はしていませんが、性能を改善するための工夫がされています。まず、ケーブルの最外周のシースである被覆(PVC)には周波数依存性がありケーブルを流れる周波数が変化するとケーブルの静電容量が変化します。これは流れる信号が静電容量が変化することで変調されることを意味します。この周波数依存性を回避するために、PVCのシースを剥離して比誘電率が低く周波数依存性のない架橋ポリオレフィンの熱収縮チューブに換装しています。さらに静電気対策として帯電列がややプラスに帯電してポリエチレン系のマイナスに帯電する静電気を中和しています。その後、ケーブルの保護と振動対策としてPETのメッシュスリーブで締め上げています。同軸コア部分は、グレードによりクラッドアルミ線と錫メッキ7芯の撚り線を使い分けています。 錫メッキ7芯コアの同軸には、編組シールドに純銀線を使用し振動対策もメッシュスリーブを二重化しています。 Q3.同軸ケーブルには50Ω用と75Ω用があるようですが、どちらを選ぶべきで

DIG3000/RCA-BNC (S/P DIF 75Ω)デジタルケーブル新製品

  3月に新規注文で製作したDIG3000/RCA-BNC  (S/P DIF 75Ω)デジタルケーブルです。 以前にも特注で数セット販売実績がありますが正式にJANコードを取得していなかったため、今回JANコードを取得して公開します。 基本的なケーブル仕様はRCAプラグのDIG3000と同じです。 入力側(トランスポートなど)をRCAプラグ、出力側(DACなど)を BNC75Ω専用品としたものです。 ケーブル長:0.75m(ケーブル在庫限りの製作です) JANコード:4580525451571 標準価格:25,000円(税別) 販売価格:27,500円(税込)