既に一部の店舗様では、デモ機を試聴室の機材に接続して試用していただいています。 今回、1月に注文が入り市販1号機の出荷となりました。 以前の700ml版に比べて、備長炭の内容量がほぼ3倍の2,000mlとなっています。 今後、備長炭の充填率を高めれば2,030mlまで増量できます。 デジタル機器に使用すると効果は明確に表れ、接続した瞬間に音の重心が下がり静寂感が出てきて、空間の高さ・奥行・拡がり、全て2ランクぐらい向上します。 これは、備長炭の容量が3倍になったことと64芯リッツ構造のアースワイヤーの効果です。 アースワイヤーは、64芯の両端で何回にも分けて被覆を剥きとるため400回以上手作業を繰り返して、ほぼ丸一日掛かります。 備長炭は、コストを下げるため自分でハンマーで叩き割りますが、これも時間と労力が必要です。100円ショップの金槌を使ったところハンマーが壊れました。 それで、今は強力なハンマーで叩き割っています。 あまりに大変なため、今後は粉砕した備長炭を入手することにしました。 今回のユーザーはハイ・エンドなユーザーで、DACやクロックに使うためBNC端子を希望されたので、RCA-BNC変換プラグを取り付けて出荷しました。