スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

2月, 2024の投稿を表示しています

共晶ハンダが生産終了になる。

 デジタルケーブルの販売が好調で、はんだの在庫が無くなってきました。 いつものホームセンターへ調達に行ったところ共晶ハンダの在庫は1本も無し。 別の系列店舗やカインズホームの資材館にも問い合わせたが在庫なし。 これは、大変です! ハンダ付け性能は、融点が低い(錫:63%、鉛:37%)の共晶ハンダが最高の性能です。 さっそくgoogleで検索してみました。 某社の販売終了品リスト 2020年6月にも掲載されていました。 ということは市場在庫のみということになります。 もう、同じものは入手できないのか・・・。 また、音のよいハンダを探す必要が出てきました。 これは、RoHs指令によるものです。 今のところ、鉛フリーのハンダに共晶ハンダの性能を超えるものは見つかりません。 いずれにしても、輸出向けには使えませんから、代替品のハンダを探す必要があります。 また、仕入れ原価に影響が出ます。

デジタルケーブルAES/EBU 110Ωの試作注文が入りました。

  弊社のハイエンドユーザー様よりデジタルケーブルの試作依頼が入りました。 仕様は110Ωのキャノンコネクター(XLRコネクター)の長さ2mというものです。 AES/EBU110Ω2.0m 2024-02-01製作品エージング開始☚2月10日納品完了しました。 JANコード:4580525451540 さっそく、ユーザー様のビンテージ品(詳細不明)のバランスケーブルと比較させていただきました。ビンテージケーブルは、大変良いバランスで十分な音でした、何が不満なのだろうと正直思ったほどです。納品したケーブルは、残念ながらビンテージ品に及びません。 エージング不十分というのも割り引いても、ピアノやヴィブラフォンなどの打鍵楽器がきつめの再生音なのと全部の楽器が鳴り響いたときにやや混濁して聴こえない音がありました。 翌日確認のため、ビンテージ品の不満点を訊くとさらに生音に近い再生音を希望とのことでした。試作2号機にチャレンジすることになりました。