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5月, 2020の投稿を表示しています

デジタルケーブル試作品

左右二重螺旋ツイストのスターカッドデジタルケーブルを試作しました。 通常のデジタルケーブルは、不平衡型と呼ばれるシールド線のような同軸型の高周波ケーブルが使われます。そこに平衡型のツイストワイヤーで大丈夫なのか?ということですが結論から言えば大丈夫です。左右二重螺旋ツイストのスターカッドケーブルをオーディオ領域で使用する限り、伝送ロスよりも音質的なメリットの方が優位でした。(デジタル機器間で同期が取れていれば問題ありません)その後の実験からスターカッドを4基配列したツイストクワッドアレイ(弊社スピーカーケーブルで実装済み)も試作したところ、効果は絶大でした。 デジタルケーブルで音など変わらないと思う方でも、はっきりと違いが分かる高音質なデジタルケーブルです。音質傾向は、静寂感があり、透明で、太く、柔らかく、明るい音で奥行も高さもあり、重心も低いです。何よりも立体感や臨場感が改善され、開放的な空間再現で、デジタル臭さがありません。CDプレーヤーとプリアンプやCDトランスポートとDAC間のデジタル入出力の接続に使用します。 ※クロック用75Ω同軸(BNCコネクタ)デジタル・ケーブルも開発中です。 こちらは、クロック用なので同期を最重要視して不平衡型の同軸ケーブルと75ΩのBNCプラグを使用し、今では入手困難な架橋ポリエチレン(空気層を多量に含んだ絶縁体)の同軸ケーブルを採用し、更に周波数依存性の高いPVCシースを排除して誘電率の低いポリオレフィンの被覆に替えてからPETのシースを何重にも被せて締め上げています。 先のツイストクワッドアレイのデジタルケーブルと比較試聴して音質的にどちらが優位か確認したいと思います。

■ヘッドフォンケーブルの感想がメールで届きました!

神奈川県の山本様からのメッセージ SONY純正のKIMBERケーブルからのリプレイスです。 取り付けてからの 6 時間後の感想ですが、 思っていた以上の性能が 出ています。 これ以上を望むのは無理と思います。 録音の音をスッキリ完璧に伝送し気持ちの良い、 いつまでも聴いて いたい音です。 私の据置オーディオよりヘッドフォンのほうが良くなってしまいま し た。 開発有難う御座いました。

Atmosphere バランス型 ヘッドフォンケーブル Ver3.0

バランス型ヘッドフォンケーブル(SONY用)の初代特注品を所有するお客様から改良版の要望があり、2月に注文のあった2代目ケーブルの仕様を更に見直して制作中です。 2代目では片チャンネル単線4芯による二重螺旋(時計回りと反時計回り)のスターカッド構造を左右のチャンネルで大きくツイストさせて一本にまとめていました。 今回は左右のチャンネルの独立性を更に高めて、チャンネル間の電磁的な結合を減らすため、写真のように左右のケーブルを並行な梯子構造にしています。

仮想アース瓶:EBIN2000-2の試聴リポートが届きました

4月24日出荷のアース瓶について、お客様から試聴評価リポートを頂きましたので、ご本人の了承を得て公開いたします。 ■仮想アース瓶:EBIN2000-2の仕様 JANコード13桁:4580525450222 商品名:EBIN2000-2 商品構成:アース瓶(約2000ml)with Earth cables 1.2m 特長: アース瓶単体でなく64芯リッツ線によるアースケーブル1. 2m付きです。 備長炭:高級備長炭 約2kg使用 幅×奥行×高さ(mm)180×120×175 容量:2,030 ml 仮想アースは、様々なものが各メーカーから出ていますが、弊社製品の特長は、アースケーブルにAWG28のポリエチレン被覆による64芯のリッツ線構造を採用していることです。弊社の調べた範囲ではアースケーブルにリッツ線を採用している仮想アースは見たことがありません。リッツ線は高周波領域で使うのが一般的でオーディオ領域の周波数帯で有意な差があるのか?ということです。 結論:有意差があります。最近のオーディオ再生環境は、1960年代当時とは比較にならないほど高周波帯のノイズがあふれておりオーディオにとっては劣悪な環境となっています。具体的には、パソコン、携帯電話、電子レンジ、様々な家電製品のインバーターのスイッチングノイズなどです。仮想アースの目的は、これらの高周波ノイズを一刻も早くアースに流すことです。そこで直流抵抗だけに着目するのでなく高周波特性に優れるリッツ構造のワイヤーを使用することで、携帯電話の数GHz帯の電磁波ノイズまで素早くアースに流し込むことができます。 また、仮想アースを取ることで、アース電位が安定しノイズによるアース電位のフラツキが回避できるので、より自然な音空間の再現が可能となります。 ※今回頂きましたリポートはスピーカーの端子にアース瓶を左右一つずつ接続して行われました。 ■K様の試聴評価リポート アース瓶を接続して数日経過しました。 接続した当初は微妙な変化で感想を送るのが躊躇われましたが、 数日後に再度評価のために取り外しをしてみると、当初とは違い大きな改善が見られていたことに気づけました。 これまで使っていたForcebarEPはノイズフロアがぐんと 下がる感じでしたが、アース瓶ではノイズフロアが下がった感は