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ケーブル試聴希望のお客様には弊社の電源ケーブルと一緒に貸し出し致します。

 ■電源ケーブルを貸し出し品に追加する理由

試聴機を希望されるお客様の内50人に1人は、違いがあまり分からなかったとの理由で購入に至らないことが過去にありました。真の理由は?分かりませんが、あまり違いが無いとの理由を素直に解釈すれば、お客様の電源環境が音楽再生に適したレベルに達していないのでは?と推察しました。試聴機を試聴しても有意な差が体感できていないことになります)。

この仮説を確認するため、急遽、弊社標準の電源ケーブルを製作して比較した結果、瞬時に電源環境が不十分である可能性は、あり得る事を確認しました。試聴機を提供する側として改善出来ることは、出来る限り対応すべきと考えます。

弊社の試聴環境に於いても標準の電源ケーブルを貸し出していて、止む無く機器付属の電源ケーブルで試聴したところ、実在感や臨場感が失われ、音楽的になんの感動も得られず愕然としました。皆様は、オーディオ機材への投資は惜しみませんが、ケーブルが音を決するという事は、あまり認識されていないようです。ケーブルで音楽を損ねているのです。

■オーディオは、先ず電源ノイズ環境を改善することが先決です。

電源の200ボルト化が一番ですが、100ボルト環境でも電源ケーブルを工夫することで、大幅に音質を改善できます。電源環境が整っていない状態で、機材やケーブルに投資しても本来の性能は発揮出来ません。

試聴ケーブルに追加で貸し出される電源ケーブルは、試聴ケーブルを接続する機器または一番ノイズを出していると考えられるスイッチング電源のACアダプターなどいくつもあるため、実際に試してみることをお勧めします。判断がしにくい場合は、壁コンセントと電源タップ(BOX)のケーブルを弊社貸し出し品の電源ケーブルに交換してみて下さい。

電源ノイズフィルターのように音痩せすることなく、開放的でローノイズな環境を実現できる可能性があります。

また、ノイズ発生側の保安用アース(冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、暖房便座など)の接続は、ご試聴前に必ず取っておいてください。


■リファレンス電源ケーブルの特長

・ツイストペアとスターカッドを応用したアンシールドの電源ケーブルです。(3Pプラグのアースピンはオープン状態です)。アース接続が無いのはアースループを避けるためです。機材のシャシーアースを気にされる場合は、別の方法を選択してください。☚弊社E.G.S.などで対応可能です。

■弊社のリファレンス電源ケーブルは4種類あります。

1が標準(最もキャラクターが少なく自然)はエントリー、3と4は、ハイエンドになります。

1.WattGateプラグ仕様(真鍮ブレード)の逆回転二重螺旋式ツイストクワッド☚標準※

リファレンス用電源ケーブル①標準
WattGate真鍮ブレードプラグ付き


2.純銅(3Nタフピッチ銅)ブレードで逆回転二重螺旋式ツイストクワッドのアルミハウジング

リファレンス用電源ケーブル②エントリー
3N(99.9%)純銅無メッキブレード


3.WattGateプラグの逆回転二重螺旋式ツイストクワッド☚(1の標準真鍮ブレード)をアルミハウジングに組み替えたもの

リファレンス用電源ケーブル③ハイエンド
アルミハウジング+WattGate真鍮ブレードの組み合わせ


4.WattGateプラグ仕様の逆回転二重螺旋式ツイストクワッドを64芯のリッツ線テフロン被覆絶縁で組み上げたものです。☚製作日数は2週間以上掛かるため現在在庫無し




64芯のリッツ線テフロン被覆絶縁ケーブル(純銅プラグ付き)
1.0m特注品(海外製30万円以上の電源ケーブルと比較したい方向け)


■ケーブルの試聴機を希望される方へ

※1.WattGateプラグ仕様(真鍮ブレード)の逆回転二重螺旋式ツイストクワッドの1.5mを評価用として、試聴ケーブルとセットで貸し出します。(在庫状況によりエントリーモデルの貸し出しになります)

※2.弊社の電源ケーブルは、弊社商品を購入された登録ユーザー様への特別頒布品であり、PSE法の関係で不特定多数のお客様には一切販売しておりません

※3.弊社の標準電源ケーブルは、PSEマークの貼付はありません。☚PSEマーク取得済み部品を改造して製作しているため

※4.電源ケーブル単品での試聴や販売は、弊社登録ユーザー様を除き出来ません。

※5.2020年1月以降に弊社商品を購入された方で、電源ケーブルの試聴をご希望の方は、http://www.fidelitygate.com/contact/ より、お問い合わせ下さい。


(2023年1月21日追記)

■標準電源ケーブルとエントリーモデルのケーブル素材及び構造は同一です。

プラグとインレットのみ異なります。標準ケーブルがWATTGATEの非メッキ真鍮ブレード、エントリーモデルが、アルミ製ハウジングの純銅非メッキブレードです。

■ハイエンドケーブルは、電線の線径も構造も絶縁被覆もすべて異なります。電源ケーブルでは珍しい単線によるリッツ構造(絶縁被覆はフッ素樹脂)です。

■標準電源ケーブルとエントリーモデルの電源ケーブルの仕様は以下の通りです。

①0.6mm単線7本撚り×4本使用による逆回転二重螺旋式スターカッド(弊社オリジナル)

②絶縁被覆は、架橋ポリエチレン

③静電気対策は、オーガニックコットンスリーブ

④ケーブルの制振対策は、PETメッシュスリーブとケーブルのツイストによる

⑤ツイストピッチは可能な限り細かく☚電気力線の捕捉数が増えるためノイズキャンセル効果が高まります。

※海外製の20万円以上のケーブルを所有する方でも驚く音質です。

弊社ユーザー様限定の頒布品です。

頒布価格は、お問い合わせください。

ご利用できるのは、弊社登録ユーザー様限定です。


コメント

  1. 本日、登録ユーザー様宛に②純銅(3Nタフピッチ銅)ブレード+アルミハウジングのケーブルを発送しました。

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  2. 今回の電源ケーブルを24時間以上通電した時点での感想です。
    慣らしに時間がかかることは承知しておりますが、初期の段階で感じたのは以下の点です。
    ※感想の比較対象のケーブルは1.5mで10万円強のケーブルです。
    ※フォノイコライザーアンプの電源に使用した感想です。
    ①静粛性が増し、奥行きが深くなった。
    ②音の張り出し感も出てきている。
    ③解像度が増しているようで、オーケストラの各楽器の微細な音を感じられる。
    ④強いキャラクターを持っているわけではなく、ニュートラルで聴きやすい。変わるのは音の出方だと感じている。
    以上です。
    現在、とても面白い変化を楽しんでいます。

    返信削除
  3. 以前からフィディリティゲートの製品はスピーカー、電源、インターコネクト等どのケーブルの音も共通点があることを感じていたのですが、理由を考えることはありませんでした。
    しかし、以前社長さんが「ケーブルはボトルネックであってはいけない」と言われていたのを思い出し、何となく腑に落ちました。
    どの製品もボトルネックにしないという製品開発の発想を元に開発者本人が制作すれば、出てくる音はストレスが少ない音という似通ったものになるんだなということです。抽象的ですがストレスが少ない音というのは私の感想です。
    もちろんケーブルが音の全てとは思いませんが、出てくる音の何割かを占める構成要素であると実感しています。
    これまでは導入できなかった電源ケーブルでしたが、ケーブル類がほぼフィディリティゲート製品になりつつあるシステムの音を聴いて、私なりの感想です。
    当たらずといえども・・って感じだと思っています。

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    返信
    1. 弊社のケーブルに対してお褒めの言葉を戴き、恐悦至極に存じます。
      初代のスピーカーケーブルの時から一貫してツイストペアの多重化に拘り続けて改善を積み重ねてきましたが、起業10年目にして、ようやくオーディオマニアや音楽ファンの方に認知されてきました。
      電源ケーブルについては、5年ほど前に完成していたのですが、PSEの関係で販売を躊躇しておりました。今回は、ケーブルの線径を見直し、販売店売りは出来ませんが、弊社ユーザー様限定の特別頒布品であれば、弊社ユーザー様に喜んでいただけると考え、頒布に踏み切りました。お客様のコメントを拝読して、素直に喜んでおります。
      電源ケーブルが全ての弊社ケーブルの基本になっています。
      ケーブルが音楽の魂をリスニング空間に解き放ちます。

      削除
  4. 通電が100時間を超えました。
    今回の試聴機を使用したのはフォノイコライザーへの給電だったのですが、かなりの変化を感じる箇所でした。
    それまで使用していた電源ケーブルを取り替えた当初、他のフィディリティゲートの製品として過去に経験したことのなかった、静粛性と奥行き感を感じたのですが時間が経過するにつれ音の張り出し感、広がりなど同社の製品に感じていた共通の傾向の変化となりつつあります。
    現在、プリアンプ及びパワーアンプに繋ぐケーブルを発注しており、これを変更しフォノイコ・プリ・パワーの電源ケーブルをフィディリティゲートの製品にすることでどんな変化となるかとても楽しみです。

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  5. プリアンプ、パワーアンプ及びフォノイコライザの電源ケーブル計3本を入替えました。
    通電から約半月、エージング途中の大きな変化はおさまったと思った上での感想です。
    今回は電源ケーブルのみでなく、電源からスピーカーまでケーブルをフィディリティゲートのものとすることによる相乗効果も含め、システム全体で感じている変化を述べさせていただきます。
    主に変化を感じたのは次の三点です。
    ①音の数が多く一つ一つの音が明瞭に聴こえるようになった。
    ただし今まで気が付かなかった不快と感じる音まで出てくるのでセッティング等システム・ルームアコースティック等全体の幅広い見直しが必要だった。
    ②音の広がりと躍動感が出て、サラウンドで再生しているような包まれ感が出る。
    ③重心が安定し、②の音の広がりを下支えしている。
    以上のような感想です。
    フワっとした表現ですが、今まで経験したことの無い不思議な音場を作り出してくれています。

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  6. 継続しての書き込みありがとうございます。本日、本ブログ(電源)ケーブルに関して、仕様の詳細を追記しました。よろしくお願いいたします。

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