DIG3000 Rev.1.1 S/PDIF
弊社ユーザー様からの問い合わせで、DIG3000の試聴を希望されたのですが、RCAプラグの直径が太いため、接続部分のスペースで干渉しないかとの問い合わせがありました。
ご希望のプラグ外径は10mm以内という事で、候補をあたりましたが、ノーブランド品しか在庫がなく、メール返信したところ、現在はCANARE F-09で接続出来ているとの回答をいただきました。
CANARE F-09は、弊社でもRCAプラグの選定時に候補の一つに入っていたプラグでしたが、当時は、RCAケーブルもツイストペアで製作していたためシールドの必要が無くメタルシェルのF-09は、RCAプラグの候補から外れました。
さっそく、CANARE F-09で実装可能か試作したのが画像のDIG3000 Rev.1.1 S/PDIFです。外形は実寸で11.5mm 内径は、7.9mmで現行のDIG3000の3重メッシュスリーブでは太くて実装できず、メッシュスリーブを2重に変更することで実装可能であることが分りました。今週末に発送して、ご試聴評価していただくことになりました。
結果が良ければ、F-09のRCAプラグに変更したもので、今後は置き換えていこうと思います。従来から使用しているスターライン製の樹脂プラグは、点接触型のコンタクトにより渦電流の発生が無い優れたプラグですが輸入品のため納期とコストの点で厳しいので国産のCANARE F-09で代替できるのであればよい選択であると考えます。
DIG3000 Rev.1.1 S/PDIF canare F-09なお、DIG3000はケーブル在庫が終了と同時に廃番製品となります。
後継機はありませんが、上位版のDIG5000がありますので、DIG3000のCANAREプラグの結果が良ければDIG5000もCANAREのプラグへ変更するか検討する予定です。
今回のDIG3000の試聴機と一緒にDIG5000もCANAREプラグ付きの試作品を、ご試聴いただくことにしました。
フィディリティゲートの製品を、最初に購入したのがDIG3000でした。
返信削除当時はブルーレイからの音声もHDMIで繋いでいたのですが、DIG3000の導入効果が大きかった事を思い出しました。
昨年末DIG5000を試聴しましたが、DIG3000を上回ることは出来るのか懐疑的だったのですが試聴したまま外せない位ハマり、そのまま試聴機を購入しています。
私にとって、DIG3000は思い出のケーブルで、廃番の報に少しセンチになってしまいました。