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ケーブル物語

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はじめに
ここで取り扱うケーブルは、ピュア・オーディオ用ケーブルのことです。
用語について、あらかじめ定義しておきますが、その都度気づいた時点でも追加説明していきます。
・オーディオ=音響
・音響=音とその響き
・ケーブル=電気絶縁物でおおった電線
補足説明:ケーブルとは銅などの導体に絶縁性の被覆を施し、さらに外装(シース)と呼ばれるカバーをかけたものです。
絶縁電線とは銅などの導体に絶縁性の被覆を施しただけのものです。
コードとは絶縁電線同様、銅などの導体に絶縁性の被覆を施しただけのものです。
コードは、絶縁電線と違い可とう性があります。

■物語=物語とは、 話し語ること。さまざまの事柄について話すこと。 特定の事柄の一部始終を語ること

オーディオ装置の目的が 原音再生(HiFi=高忠実度)の場合、良否の判断が評価出来るのは、原音を聴いたごく限られた人のみ可能です。 
もし、個人の好みの音ならば、基準は音を聴いた人の数だけあることになります。

ピュアオーディオ用のケーブルの評価基準は、好みの音の追求でなく、可能な限り原音に忠実な音の再現を目的とします。

オーディオケーブルの導体の性能から言えば、6Nより7N、8N、8Nよりは純銀ということになります。
構造的には平行2芯やツイストペア・4芯構造よりも同軸構造のほうが伝送損失は低いということになりますが、必ずしもそれらと音質が一致するものではありません。

ケーブルにより音が変わるのはオーディオ信号にノイズが重畳され、ケーブルが原因で、あらたに信号が変調されたり位相が狂うためと、ケーブル自身が新たなノイズを輻射することでケーブルの前後に接続されているオーディオ機器のアンプ・D/Aコンバーター(USB-DACも含む)や、スピーカーに影響を与えるからです。

■実際のケーブルに流れるのは、音声信号だけではない。
ケーブルには、それ自身がアンテナとなってしまい、ケーブル周辺から侵入するノイズを取り込むだけでなく、ケーブル自体の構造的欠陥により伝送ジッタ(Jitter:時間的な揺らぎ)、波形ひずみなどが信号波形を歪めています。

外部ノイズはケーブルがアンテナになりノイズを受信してしまうことにより起きますが音楽信号そのものやノイズをも輻射(送信)しています。そのため銅線の純度や直流電気抵抗、静電容量などの数値が良好なだけではノイズの混入は抑えられず良好な信号伝送が行えません。

また、これらのすべてを満足するケーブルを設計できたとしても録音時(録音された日時・場所・機材)とかけ離れた性能のケーブルでは正しい再生が行えません。
録音当時存在していなかった銀線や銀入りハンダ、その他のレアメタルを使ったメッキ・電線などでは正確な再生ができません。正しい再生には録音の逆を行いもとに戻すことを留意して設計する必要があります。また、録音時には存在していなかった超高周波ノイズ(携帯電話、PC、電子レンジ、インバータ電源)などの対策は、逆に強化しておく必要があります。





コメント

  1. オーディオケーブルは必要悪で、接続した時から音質の劣化が始まるのかも知れません。
    最近、ライヴに行ける環境が戻ってきたので二公演に足を運びました。
    今年1月に実際に観たライヴがCDや映像作品に編集後発売され、ライヴCDを購入しました。
    フィデリティゲートのオーディオケーブルが多数を占める環境で再生すると、1月の赤坂BLITZで体感した「会場全体の雰囲気や空気感」が写実的に再生され、聴いているとその場に戻って聴いているような感覚になります。
    実際に体感したライヴの音源を聴いているので、冷静な批評にならないと自分でも思いますが、あくまで自然でニュートラルな音質のフィデリティゲートのオーディオケーブルを信頼しています。

    返信削除
    返信
    1. いつも貴重なコメントをありがとうございます。オーディオケーブルは、確かに必要悪のようなところもありますが、最新録音の音源や生演奏で聴けるアーティストは別として、すでに何十年も経過した音源を良い音で再生するには、昔ながらのパッシブなスピーカーとケーブルが無ければ忠実な再生はできません。最新のハイレゾ環境やアクティブスピーカーでは、昔に録音された音源を再生しても正しい再生はできないのです。そこにWestern ElectricやAltecなどのヴィンテージ機器が音楽ファンに求められる理由があると思います。

      削除

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