やはり変わっている方が多いです。
その探求心は尋常でなく、雑然とした空間には、よく観るとものすごいヴィンテージ品が足の踏み場も無いほど所狭しと転がっています。
当日は、突然思い立ち、これから伺いたいがと連絡したところ、快諾いただきましたので訪問が実現しました。ありがとうございます。
サンオーディオのアンプを改造されたという2A3シングルアンプは、シャシーとタムラのトランスを残し、配線材料やCRの部品までWestern Electricや KLANGFILMから取り外したものが再利用され、ハンダやヒューズも当時のものが使用されています。音を聴きながらチューニングしていったら結果的にそうなったようです。
2A3はRCAのシングルプレート、整流管は真空管ソケットに挿入できるように作られたシリコンダイオード整流器を使っていました。
スピーカーは、PHILIPSのアルニコ磁石の30センチダブルコーンフルレンジ(型番不明)にドイツ製の5000㎐~25000㎐まで再生可能なヘンテコな高音ユニットが載っています。この高音ユニットは、ハイパスフィルター用のコンデンサーも使用せずに30センチフルレンジスピーカー(後面開放箱)と並列に接続されています。本当か?(私はユニットの中にローカット用のコンデンサーぐらいは入っていると思っています)
パワーアンプとCDプレーヤーの間にプリアンプは存在せずWesternElectricのWE154Cというすでに入手困難になっているライントランスとWesternElectricのセレクターとアッテネーターを介在しPHILIPSのCD100プレーヤーをKLANGFILMの機材から取り外した同軸ケーブルに錫メッキ?で仕上げられたRCAプラグで繋いでいました。
現在、この環境で、フィデリティゲートのRCAケーブルをテストしていただいています。
ダイアナ・クラールのライブインパリが聴いたことの無い自然な臨場感で鳴っていました。
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