9 アナログ再生を考えたピュアオーディオケーブルの選び方
オーディオケーブルの材質やメッキ処理、絶縁被覆への拘りから、様々なメリットを各社が喧伝していますが、これらの情報だけを鵜呑みにしていると、決して正しい音楽再生はできません。
オーディオケーブルの材質やメッキ処理、絶縁被覆への拘りから、様々なメリットを
中には、間違いや嘘も含まれるため真偽を見極めることが重要です。
■オーディオ・ケーブルの目的
当時は、これらの組み合わせで録音された音楽を
Altecの604Eスタジオモニターで音質の確認が行われました。
録音された正しい電気信号をロスなく精確に伝送することにあります。
■正しい信号の伝送とは
ノイズを拾わないこと、位相特性が素直であること、転じて、ケーブル固有の音色を持たないことです。
それには、再生する音楽の録音された年代や当時使われていた機材を知る必要があります。
■1960年前後のブルーノートジャズはAltecの604Eでモニターされていました。
具体的に言えば、1960年前後のブルーノートジャズはAltecの604Eという銀箱に入った2ウェイのスピーカーが使われていました。この604Eと真空管のアンプによって録音技師や演奏者が最終的な音の確認を行いレコードが制作されました。
■録音当時には銀線や鉛フリーの銀入りハンダなど使用していません。
当時の真空管アンプとアルテックのスピーカーを繋いでいたケーブルには、銀線や鉛フリーの銀入りハンダなど使用していなかったことを確認しておく必要があります。
録音当時は、銅鉱石から直接造つくられた銅の単線に絶縁被覆は、ブラックエナメル単線と木綿に蝋を浸み込ませたワックスコードにより電気的な絶縁を確保していました。蝋も木綿も、誘電率が低く、一般に使われている高分子系の絶縁材料よりも音質的に優れています。
録音されたとおりに再生するということは、必ずしも同じ機材を使うことを意味しませんが、電気的な特性は近似していなければ、録音技師の意図したとおりの再生は出来ない可能性があります。
※録音当時は銀線や絶縁材としてのポリエチレン(1976年以降実用化)、テフロン(1946年実用化)なども1960年当時ケーブル素材としては未だ実用化されていません。
録音当時に存在しなかった、銀線ケーブルやPCOCCなどの電気銅で正しい再生が出来るでしょうか?
音質の良い悪いではありません。
録音技師が当時のケーブル、スピーカー、アンプの特性を踏まえてバランスを調整した音が正しく再現できるのか?ということです。
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