>ケーブルのエージングはどのようされていますか?
というご質問がありましたので弊社でよく利用する音源とそのリンク先をお知らせします。
NORDOSTという有名なケーブルブランドが業者用に開発したと思われる、ケーブルトースターなどというモノもあるようですが、弊社では、テスト用のCD(NORDOST)SYSTEM SET-UP&TUNING DISCのバーンインのトラックや、XLO Reference RecordingsのTest&Burn-IN CDを使っています。バーンイン以外に、消磁用のトラックも音質改善に有効です。
どちらか一枚を選択するなら、XLOのCDが便利で効果も高いです。NORDOSTのCDはルームチューニングに関するトラックがメインです。しかし、これらのCDは、リピート機構のあるCDプレーヤーや該当する端子が無いと使えませんので、最近はもっぱら、YouTubeのエージング用音源を使っています。下記のURLがお勧めできます。
ホワイトノイズ、ピンクノイズ、ブラウンノイズなど
【高音質】 ホワイトノイズ White noise
【高音・低音】ヘッドホン・イヤホン用エージングMIX【ピンクノイズ・ホワイトノイズ・ブラウンノイズ】
[10時間10Hours] エージング用ピンクノイズ 【イヤホン ヘッドホン スピーカー】
音響機器テスト用無段階サイン波音源
ラインケーブル関連はスピーカーから音を出す必要は無く、ケーブルに信号さえ流し続ければよいので、昼夜で24時間のエージングをすることが出来ます。
このエージングにより、微小信号の再現性が向上し結果的にDレンジも拡大します 。音離れが良くなり、空間再現性も良くなります。特にツイストワイヤーケーブルはどうしても制作時にワイヤーにストレスが掛かるためその応力歪を取るためにもエージングは必須です 。また、リッツ構造のツイストケーブルは、線間に挟まれた絶縁被覆の誘電率の影響が出やすいので、エージングをすることで、静電気が絶縁被覆に飽和するまで続けることも必要です。最初の再生から、エージング中に、はっきりわかるほど音抜けが悪くなり寝ぼけた音になる場合がありますがそこが臨界点ですので、我慢して更に3,4日エージングを継続してみて下さい 。音が躍るようになり、ある、お客様の感想では色気迄出てきたとの、ご報告がありました。150時間というと気が遠くなりそうですが、24時間昼夜エージング用信号を流し続ければ、7日間で終了します。是非お試しください。
他にも参考動画がありますので、ご覧いただければ幸いです。
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■エージングをする前と済ませた後で、2度比較試聴されるのに便利な音源
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