UTP-LAN CAT6Aにソフトフェライトコア装着
(参考)
電気の流れているケーブルにはその周りに磁界が発生しています。
この磁界がケーブルをアンテナ代わりに電波として外部に放出しま
このケーブルをソフトフェライトの中に通すと、
不要な高周波エネルギーだけが熱エネルギーに変換され、
ソフトフェライトは外部への(または外部からの)
LANケーブルには、一般的なUTP(シールドなし)とSTP(シールド加工あり)の2種類があります。
オーディオ業界では早い時期に、ネットワーク関連機器のハイエンド機の製造販売を開始したと思われるLinnを取り扱う、某セレクトショップではUTP(シールドなし)を推奨しています。
また、シールド加工のSTPケーブルでも、シールドと金属のプラグが繋がっていないものはOKと記載されています。☚STPケーブルを使っても機器類への接地を一部分に限定した利用方法があり、某ハイエンドメーカーのLANケーブルは片側のみ接地して、もう片側のドレイン線はカットしオープン状態のケーブルもあります。LINN JAPANでは、ご注意:DS、DSMに使用するLANケーブルにつきまして
LINN DS、DSMには、カテゴリー7などの、「シールドのあるSTP仕様のLANケーブル」ではなく、シールドの無いUTP仕様のLANケーブル(カテゴリー6、5e など)をお使いください。(詳細は、上記のご注意と書かれた部分をクリックして、ご確認ください)
内容を要約すれば、アース環境が十分整備されていない環境では、シールドのアースが機器のグランドと繋がりケーブルのシールドで拾ったノイズが機器に流れ込むことでノイズの影響が出るようです。アースループなどの影響も考えられ、RJ45プラグのシールドやドレイン線を切断した対策品を販売しているメーカーもあるようです。
■ノイズの影響下で、データ転送のスループットを検証する実験
シールドタイプのLANケーブルの(STP)の接地を両端共しないものと(UTP)ケーブルを使い、蛍光灯のON/OFFで発生するノイズの影響でデータ転送のスループットを検証する某メーカーの実験では、上記のLinnで書かれているような結果にはならず接地しないシールドタイプのSTPケーブルでもノイズ除去効果は十分にありUTPよりも優れていることが公開されています。ただし、ノイズ除去効果(データのスループットに影響しない)=音質にも影響しないかどうかは、実験結果が参考になるとしても自分でも追試してみる必要がありますが少なくとも接地をしないSTPでも、UTPよりは、遥かにノイズ耐性があることは確かなようです。
■ソフトフェライトコアの装着
一方でUTPケーブルに200MHzから500MHzでノイズ吸収効果の高いソフトフェライトのトロイダルコア状のスリーブを被せて実験中ですが良い結果が出ていますので、こちらは近日中に商品化する予定です。☚試聴評価を依頼しているユーザー様では某ハイエンドケーブルよりも優れているとのコメントを頂きました。
コメント
コメントを投稿