■2012年定年退職後にオーディオ趣味が再燃
【2013年6月に起業】
ノードストの切り売り単線ケーブルの10芯多重ツイスト構造で商品化。
起業の動機は、凄いスピーカーケーブルが出来たからです。
若いサラリーマンの方は28万円という高額なケーブルにもかかわらず、「感動しました!お金をためて買います」!と言って本当に購入されました。
定年退職後に趣味のオーディオを再開してから、しばらくして㈱ノジマのオーディオスクエア相模原店に通い始めました。オーディオ専門店に通い始めたのは、15歳、6歳で、未だ高校生だった頃に秋葉原のダイナミックオーディオ(当時は4店舗)や、ヤマギワ電気、テレオンなどに出入りしていました。オーディオ専門店を覘いたのは、実に45年ぶりです。ただし、全くオーディオと絶縁していたのではなく、サラリーマン現役時代に友人の勧めもあって、27歳頃に、LinnのLP12、LAXMANの真空管プリアンプと真空管パワーアンプ(KT88プッシュプルを3結に改造)、ALTEC LANSING Santana-II(ネットワークのコンデンサーをオイルコンデンサーに交換しクロスオーバーも変えていました)、スピーカーケーブルは、日本ビクターが開発したスーパースピーカーコードの切り売りを使って自作し、カートリッジは、DL103から最終的にはLAXMANのサファイヤカンチレバーを採用したものをケースハウジングを取り去ってビクターのカーボンヘッドシェルに取り付け、トーンアームはSMEの3010R、昇圧トランスは、DENON AU302を油粘土でデッドニングするという組み合わせでした。今思えばよく買ったと思います。この時の音が音楽再生の基準としてあります。しかし、60歳定年でオーディオ再開した時のCDによるオーディオ再生音には到底満足出来ませんでした。それで、国内外のケーブルに満足出来ずケーブルを自作し始めたのが、そもそものキッカケです。
タンノイ ターンベリーのスピーカーケーブルにノードストの切り売りケーブルを使って多重ツイストケーブル(リッツ構造)を実験した時に、今までに聴いたことが無い空気感を体験し、ケーブルで音が変わることにショックを受けました。単に音が良いのを通り越し、音楽の音空間まで再現し始めています。極端に言えば、音が出ていない瞬間(暗騒音)から既存のケーブルとは異なるのを体感できます。
お店の常連さんたちの評判も良く、常連さんの中には、ケーブルのレシピを100万円で売らないか?また、ある人からは、出資の話もありました。ほどなくして、常連さんのインターコネクトケーブル(RCAやバランス)も弊社のケーブルに置き換わっていきました。
【2015年6月に工房を移転】
八王子のマンションで実験を繰り返していたところ、マンション管理組合から異常音が聞こえる云々の回覧が回ってきて落ち着いて開発できず音出し環境(実験場所)を整えるためマンションから赤城山の戸建てに引っ越すことにしました。
年賀状を出した元同僚からの電話:オーディオフィジックの輸入代理店をやっているので協業できないかとの連絡で、事務所を訪ねて協業を開始。オーディオアクセサリー誌に紹介記事とオーディオアクセサリー銘機賞ケーブル部門10万円以上で受賞(3年連続で受賞)
【オーディオフェスタ・イン・ナゴヤに出展2014年】
オーディオフェスタ・イン・ナゴヤでは、励磁スピーカー(ドイツ製:グラーツ)、弊社スピーカーケーブル、インターコネクトケーブル、FirstWatt M2アンプ、NISSHAプリアンプ、CECベルトドライブCDP、ルビジウムクロックの組み合わせで、大評判になり、FM愛知の役員さん?や会場終了間際にはTAOCのブースからも、スピーカーをのぞき込んでフィールド(励磁スピーカー)ですね。と納得されていました。試聴されたマニアの方は、「今までに聴いたことの無い柔らかい音だ」と、つぶやいていました。他のオーディエンスも皆、目を瞑って音楽(キャサリーン・バトルのオンブラ・マイ・フ/ヘンデル)を聴いています。☚こういう状態になれば、よい評価に繋がります。
【名古屋サウンドピットでマークレビンソン氏のプレゼンテーションを観る】
中型のブックシェルフに30㎝前後の低音ユニット+ホーンスピーカーの組み合わせで鮮度感の高い再生音でした。
マーク・レビンソンは、エンジニアではなくジャズミュージシャン(ベーシストでの録音あり)なので、オーディオシステムの評価やまとめる才能があるように感じました。
試聴に使われたスピーカーケーブルは、布製の袋で隠されていたため、プレゼン終了後にサウンドピットで直接教えてもらいました。袋の中身は、BELDENスピーカーケーブルをパラって(並列)いたそうです。型番は失念しましたが、ポイントはツイストペアの復線化による低インピーダンスのようです。
■High End 2015 in Munich
ミュンヘンのハイエンド・オーディオ・ショーは、世界最大級の規模で開催され、業界のバイヤーが入場チケットが有料にもかかわらず世界中から3,000人以上が集まるというオーディオショーです。
コネクターメーカー時代の元同僚2名(当時は海外営業)が、オーディオフィジックという、ドイツ製のスピーカーの代理店であったことから、フィデリティゲートのスピーカーケーブルのデモ機とスピーカー内部配線の試作品を2015年のHigh End 2015 in Munich(ミュンヘン)へ持ち込んでもらい、会期中のデモで使っていただくことに成功しました。フランス人にも、ケーブルを見せたところ、見た目がイマイチだったためか、「これは、試作品か?」と言われたが、「宇宙一のケーブルだ」!と言い返すと、大うけしたそうです。
ただし、期待していたスピーカーの内部配線は、オーディオフィジックの担当者に同意は得られず、ケーブルは、材質を替えていろいろやってみたが変わらないという考えのようでした。ケーブルは材質よりも、構造が音に一番影響するのに残念な事です。それでも、デモ機(ノードストの単線で10芯の多重ツイスト)のスピーカーケーブルは、しばらく試聴したかったようで、預けてきたとの事でした。
(次回へつづく)
掲載予定
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群馬県 珈琲俱楽部月夜野店 音楽鑑賞会開催
小さいスピーカーなのに平面バッフルみたいな音がする。☚古楽器が好きな音楽ファン
朝日新聞の取材(2016年12月16日)
読売新聞の取材(2017年2月6日)
オーディオ専門店でんき堂スクエアI氏の紹介でアナログオーディオフェアに出展(3年連続)
2018年アナログオーディオフェア出展時のパンフレット
■2019年アナログオーディオフェア出展時の機材
■ROTEL RB1590 1台 ステレオパワーアンプ
ローテル・ブランドのアンプは、B&Wの傘下に入って以降、
ROTELのアンプは非常にニュートラルなバランスの音を再生す
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■スピーカーシステム
davidlouis audio6.5inch full range speaker ハイエンド ネオジム磁石使用ペア・
海外のオーディオショップ?
2020年コロナ禍で各種のイベントが中止
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