7月1日に新規注文が入り仮想アースの後継品1000mlの2本セットを7月3日に出荷しました。試作版と異なるのは、リッツ線の本数を取り回しと生産性を考慮して、最終的に1本の瓶あたり96芯としました。2本瓶のセット(2000ml)では、瓶を二つに分けたことで、結果的に同じ2000mlで比較するとリッツワイヤーの本数が64芯から192芯と3倍にも増量しています。被覆の剥離作業工数は96芯×4か所で384本の剥離作業を行いますが実際作業では、瓶内部の剥離は長さが30センチ近いため一度の剥離作業ではワイヤーが断線してしまうので5回以上に分けて剥離します。2本セット制作には2日間ほど掛かりました。今後、量産化を考えるとアースワイヤーの外注化が必要かもしれません。
JANコード13桁:4580525450307
JANコード13桁:4580525450307
商品名:EBIN1000-7
希望小売価格:50,000円(税別)
商品構成:アース瓶(約1000ml)2本セットwith Earth cables 1.4m
特長: アース瓶単体でなく96芯リッツ線によるアースケーブル1. 4m付きです。
2000ml換算で192本のリッツ線による超高性能仮想アース 瓶です。
備長炭:高級備長炭 約2kg使用(2本で)
幅×奥行×高さ(mm)10×10×31 cm(内容量:約1000mlの2本セット)
※RCA 2分岐アダプタ1個同梱 (2本のアース瓶並列接続用)
購入いただいたお客様から7月6日(本日)感想のメールが届きました。ご本人の承諾が得られましたので、そのまま、コメント欄に貼り付けます。仮想アースに関心のある方は参考にされてください。未だ量産に入っていませんが部品が調達出来次第、Amazonでの販売を予定しています。感想メールは以下のとおりです。
返信削除--------------------------------------------------------------------
関口さま、ご無沙汰しております。
この度は、短期間でのEBIN1000-7製作、誠にありがとうございます。
システムに繋げて、24時間。ようやく馴染んで来ました。
効果の程は、この手の仮想アースでちょっと聴いた事の無いレベルです。
前作の2リッターにも驚きましたが、更に超えてきました。
透明感が増すのは勿論なんですが、それだけではありません。
全帯域に渡って、音が滑らかになりました。
まるで全ての音源がDSDになった様です。
これ見よがしに解像度が上がるタイプではないですね。
全体的(特に低域)に質感が上がります。バスドラやベースの躍動感が違います。
これと同じ効果の仮想アースはちょっと思いつきません。
強いて挙げるとするなら、テロスのアクティブアース(型式忘れましたが、初代の60万円のやつ)と同じくらいの音質向上効果です。
という事はCP比 3倍どころではありません。12倍です。
いつも素晴らしい製品を格安で提供していただき、有難う御座います。
7月21日に2セットめのアース瓶を出荷しました。アース瓶は、7月13日時点で試聴室に来ていただいた2名のお客様からも3セット注文を頂いているので、7月のアース瓶出荷は、5セットになります。残りの注文残は瓶が届きしだい制作となりますので、もうしばらくお待ちください。8月からは、増設用のアース瓶1本をAmazonで販売できるようにします。
返信削除新型アース瓶1セットを導入してから11日が経過しました。
返信削除接続方法は、新型アース瓶をクロック、2Lアース瓶をSACDプレーヤー、700mlアース瓶をパワーアンプへそれぞれ接続しました。
以前よりも高性能仮想アース本体が増えたのも理由であるかも知れませんが、音楽が流れる前と、音楽が始まった後の美しく深い森の中に佇むような静けさが更に増した感じを受けました。
私は、「感受性オーディオ?」で日々音楽を楽しんでいるので、その静けさを測定や数値化してくださいと、言われてもさっぱり答えられませんが、以前にも増して静寂感が向上したことで、今まで聴こえなかった旋律が浮かび上がったり、ヴォーカルや楽器の実在感の向上や、全体の躍動感、特にベースやドラムのリズム隊の図太い刻みが音楽に生命を吹き込んで来るようです。
フィデリティゲートのアース瓶と、以前使用していた他社の仮想アース本体と比べて(フィデリティゲート製が)素晴らしいと思うことは、再生音が自然で透明感が常にある事です。
オーディオ機器の性能を自然に全て引き出す能力は驚異的です。
これらの現象は、電源ケーブルや、XLRケーブル、ノイズアイソレーションスピーカーケーブル(バイワイヤリングで使用)等をフィデリティゲート製で固めているのも理由のひとつで、新型アース瓶の試聴感想をこのプラグに投稿している方が書かれているように、音楽が滑らかに再生され、音場の広がりや抜群の定位の良さから、さながらライヴやコンサート会場にいるような錯覚を覚え、演奏が聴こえるだけでなく「見える」感覚も伴うようです(感受性オーディオ者の戯言ですが)。
その理由から、ライヴ盤のCDの臨場感が素晴らしいと感じると同時に、ライヴ盤の再生は難しい事が判明します。
最後に、新型アース瓶をSACDプレーヤーへ、2Lアース瓶をクロックに、700mlアース瓶はそのままパワーアンプに接続を変えてみました。
基本の音質は変わりませんが、私の予想に反して図太いリズム隊の音像が更に低くなり、「B&Wのトールボーイスピーカーから、雷鳴のような迫力あるリズムを再生するとは驚きで、スピーカーの設計者はこの再生音を予想していたのか?」と、想像してしまう程です。