ダイソーNo.85 USB A(メス)⇔Type-C(オス) アダプタ
先日、弊社に問い合わせがあり。
「フィデリティゲートのUSBケーブルを使ってみたいが、iPhoneやタブレットが、USB-Cタイプなので、CタイプのUSBケーブルは無いのか」?という内容の問い合わせでした。
つまり、iPhone側USB-C⇒DAC側USB-Bのケーブルがありますか?という質問です。
変換ケーブルで使うという方法もありますが、余計なケーブルがデバイスの中間に入るのは好ましくありません。そこで、USB-Cの自作用コネクタープラグを探すことにしました。
USBの規格は、厳しいものがあり、接続機器の相性(規格に適合しているか)のようなものがあって、組み合わせによっては認識すらしないものがあり注意が必要です。そのため手元にあるgoogle pixel 3に同梱されていたUSB-C⇒USB-A変換アダプタを試してみました。pixel 3でYouTubeを再生してみたところ、無事にDACを認識して音も再生しました。ただし、時々わずかですが、ポツ ポツッというノイズが入ることがあり音抜けもイマイチです。そこで、ケーズデンキでUSB-C⇒USB-Aの変換ケーブル、ダイソーでUSB-C⇒USB-Aの変換アダプタを購入し動作確認しました。ケーズデンキでUSB-C⇒USB-Aの変換ケーブルは規格が違うためか認識すらしません。ダイソーのNo85という商品番号の変換アダプタは問題なく認識してgoogle pixel 3に同梱品のアダプタのようなノイズも入らず音抜けもよいです。あとは、この状態でiPhone側USB-Cで認識して音が出るかを確認する必要があります。変換アダプタは接触不良さえなければ変換ケーブルよりも音質に与える影響は少ないので、問題なければこのまま使ってもよさそうな気がします。
※USB規格上は、USB-C⇒USB-Aの接続は仕様上は禁止のようですので、皆さんは真似しないように、ご注意下さい。
今回比較した。変換ケーブルと変換アダプタこの中で一番使えたのは100均の変換アダプタでした!
ダイソーのNo.85というUSB A⇔Type-Cアダプタの仕様は一切詳しいことが書かれていませんが、OTG対応ですので、たいへんお買い得です。
このOTG「USB On-The-Go」は、USB IF(Implementers Forum、USBの規格制定団体)が2001年12月にUSB2.0に追加する仕様として定めた規格で周辺機器(USBデバイス)同士を接続するために制定されました。
OTG対応のプラグ内部には、56KΩの抵抗が入っており、この抵抗により電圧を検出することでスマホ側をホストとしてデータをDACに送ることが可能になるようです。これと同等の機能を持つOTG対応のUSB-Cプラグを探せばよいことになります。本日(10月21日)OTG対応のUSB-Cプラグを入手できましたので、近日中にTypeC⇒TypeBのUSBケーブルを試作することにします。
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