USB8500mk2 試作評価品をリリースしました。
前回、特定ユーザー様のデバイスで、認識エラーが発生したUSB8500の対策改良品です。
USB8500は、弊社機材では問題無く動作していましたが、特定のユーザー様で認識エラーが発生し、その後の調査で、それ以外の組み合わせでも同様な認識エラーが発生したのを確認出来たので、すべてのUSBケーブルの販売を一時中止しておりました。
第一弾としての対策品が、先日モニター販売した、USB8000(銀単線)ですが、こちらは、従来のUSBケーブルで比較すればUSB5000の信号ラインをクワッドから2芯ツイストの銀単線に置き換えたものでした。これで、一部のDACを除き不具合を回避できました。
今回のUSB8500mk2は、USB7500で採用した信号線と同じ、左右逆回転二重螺旋式のツイストクワッドを銀単線に置き換えて、更に電源線を一般的にはシールドしたり距離を離したりしますが、逆転の発想で信号線に重ねて無誘導巻きのような特殊な構造で仕上げています。結果は、一聴して違いが分かるほどの高音質でノイズの影響も感じません。
これは、昔のWesternElectricのアンプ配線でやっていたことを参考にしたものです。
あとは、接続されるUSB-DAC側でクロックの同期が出来ない不具合やデバイスの認識が出来ないなどが発生しないか検証するため、オーディオマニアの友人に依頼しています。
画像は、USB8500を分解して内部配線を変更し組み直したmk2です。
全長で5センチほど短くなりました。
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