温湿度計を取り付けたM.F.E.G.S.の試作品
・保湿式電気安定器(グラウンド・スタビライザー)の使用目的
電子機器などから発生する静電気を含むノイズ成分を効率よく備長炭のグラウンドに流して電子機器のグラウンド基準電位を安定させます。
■保湿式電気グラウンド安定器の設計ポイント
・備長炭チップによるグラウンド電位の安定
電子回路動作の基準となる電位を決するグラウンドは、容量の大きな導体に接続することが望ましく、導体容量が大きいほど、回路の動作電流の変化による電位の変化が小さくなり回路動作は安定します。そのため、グラウンドの導体には、備長炭チップの瓶詰を採用しています。☚備長炭の表面積は、無数の微細なパイプでつながる「多孔質」と呼ばれる基本構造を持ち、その表面積は、1グラムあたり約250~300平方メートルもあるといわれ、1グラム当たりの表面積は、テニスコート一面分にもなります。本製品に使用される約1キログラムで約300,000平方メートル。東京ドームに換算するとドーム6個分に当たる巨大な表面積を持ちます。
・リッツ線によるグラウンド・ケーブル
仮想アースの製作を2019年に単線1本から開始して、リッツ線の32芯、 64芯、96芯、128芯、320芯、456芯と進んできて、ついに512芯を試作するに至りました。リッツ線の64芯からハッキリと音に変化が感じられるようになり、 リッツ線の芯数を増やすほど良いという結果になりました。
リッツ線のグラウンド・ケーブルは、 ノイズのアンテナであると同時に備長炭のグラウンドにノイズを流し込むため の伝送路の役割を持ちます。
瓶内部の備長炭に埋没するワイヤーは、広大なグラウンドに微弱電流を流す目的を考え、リッツ構造により表皮効果による伝送特性の劣化を回避し、備長炭との接触 面積を増やしてグラウンド電位の安定化を図っています。
・保湿式備長炭グラウンド
保湿(80%)を維持することで、接続された電子機器の静電気除去とグラウンドの基準電位を安定させる効果を確認したことから、保湿式M.F.E.G.S.(Moisturizing Formula Electrical Ground Stabilizer)が誕生しました。
・天然海綿による湿度の安定化
保湿方法の一つとして天然海綿(スポンジ状)に水分を含ませることで、 湿度の安定化を図っています。
※グラウンド・ケーブルに発生した誘導ノイズは、200MHzまで対応したソフトフェライト製のリング・コアにより熱エネルギーに変換されてノイズは吸収されます。
ユーザー様でE.G.S.に水を注入している画像
※注意:注水する水は、安全のため必ず蒸留水を使います。
水道水は、塩素を含むため使用しないでください。
M.F.E.G.S.を分解して、備長炭チップを取り出し燃料用に使うことは
爆跳の危険があるため、絶対に燃料用には使用しないでください。
M.F.E.G.S.は、火器のそばでの使用はしないでください。
設置場所は、直射日光の当たる場所は避けてください。
330mlを入れ 一晩半経過で湿度が70%を超えました。
■室内使用環境について■
以下の範囲内での使用を想定しています。
夏場:温度が25~28度 湿度:45~60%
冬場:温度が18~22度 湿度:55~65%
■M.F.E.G.S.の適正動作範囲■
湿度:60%~80%
温度:25℃以下
2023-10-22追記:室内使用環境(適正動作範囲:温度と湿度)に関する補足説明
上述した、温度(夏場:25℃~28℃、冬場:18℃~22℃)と湿度45%~65%の範囲 は、M.F.E.G.S.の音質改善効果を発揮する上で適正と考える動作範囲を示したものであり、
この範囲(周囲温度や湿度)を外れたことで、安全性を喪失するというものではありません。
ただし、内部材料に備長炭チップを使用しているため、本商品の保管や輸送条件には、一定の法律上の制限が伴う事、商品の廃却時には火中に投じたりしない事に留意されてください。
輸送条件については、郵便局で確認することが出来ます。
備長炭は、航空便による輸送が禁止されています。
一般的な炭の自然発火温度は、250~300℃ですので、
直接火中に投じない限り発火するという事はありません。
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